「東日本大震災」の翌日に開講いたしました
こんにちは、少しずつ新学年・進級準備を始めている状況です。
振り返れば平成23年3月11日に「東日本大震災」が発生いたしました。
その日以降、鉄道・バスの運休、エレベーターの停止、スーパーなどでも食料品の調達が困難な日が続きました。
当会では、その翌日3月12日から【開講】いたしました。
説明会・体験レッスンに8名お申し込みを頂いておりましたが、通信手段、交通手段も確保できない状況での新規オープンでした。
「さすがにオールキャンセルでどなたも見えないだろう・・・」という気持ちで教室へ向かいました。
当時は、3名の保護者さまが見えていて「3名のお子さまからスタートした記憶」が鮮明に残っています。
本日は3月11日ですが、当時の状況を振り返ると徒歩で帰宅した記憶がございます。
一番困ったことは、兎にも角にも「電話がつながらない」ということでした。
後々知ったのですが、電話回線には優先順位があることも学びました。
1・行政機関の回線
2・公衆電話
3・一般固定電話回線
4・携帯電話(スマートフォン)
の順になります。
当然かもしれませんが、行政機関回線の優先順位が高いことは理解できます。
携帯電話(スマートフォン)は優先順位が低いので、災害時の使用はお勧めできません。
公衆電話はそのまま受話器を取れば【災害時無料】で通話ができます。
私は、当時「公衆電話→実家の固定電話」へ通話した記憶がございますし、すぐにつながりました。
大切なことですが、幼稚園~中学生のお子さまのなかで「ご自宅の電話番号」「住所」がパッと言える子が最近少ないようにも感じられます。
こちらの教室からの広域避難場所は「区立・台場小学校」になりますが、実際経路を確かめている方もさほど多くないように思われます。
日本は地震大国ですので、いつ震災が来ても沈着冷静に行動していくことが大切です。
「いざというとき連絡が取れない」「電話がつながらない」ケースは想定内ですので、ご家庭でもお互いに震災時・災害時について話し合われてみて下さい。
スマートフォンの普及により、公衆電話が激減しましたが「公衆電話は強い味方」です。少しでも参考になればと思い書かせて頂きました。
本日もありがとうございました。